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スマホ買い替え記~個人輸入の顛末~

 このブログに最後に使用したスマホとして記事が残っているのは2015年のGalaxy S6 Edge。
あれから4年が経過し、当然自分も今違うスマホを使用している。
そして今に至るまでのスマホ変遷を語るためにはその前段に大きな決断を行ったことを記述しておかなければならない。

 それはすなわちauを解約したことである。
理由は月々料金のあまりの高さであった。
細かい料金の内訳はもう忘れたが、とにかく通話サービスと回線サービスとを合わせた基本料金で約6000円。そこにS6 Edgeの残債が乗っかり、月々料金は毎回1万ほどになっていた。

 自分はS6 Edgeをほぼ発売日に購入したので、割引サービス等々もほとんどなくiPhoneをau回線で利用しているユーザーより一回り高い料金を払っていた。
毎月1万の出費は私を疲弊させた。S6 Edgeの端末代を払いきった頃にはスマホというものの維持費の高さにほとほと呆れていた。

 だがせっかく端末代を完済したということもあり、次のスマホの候補が気になり始めた。
しかしこの時のauの端末ラインナップを見て愕然とした。
単刀直入に言うと欲しいと思うスマホがなかった。
私はこの事実に愕然とした。そしてふと目が覚めたように「なんで自分はこんなキャリアに金を貢ぎ続けているのだろう」と思った。

 そんな思いに駆られた直後、ある友人がYmobileに最近換えたという話を耳にした。
格安SIM等々の話は自分の耳にも入ってきていた。だが、その存在をまともに直視してしまうとキャリアに居続けている今の現状に本気で絶望してしまいそうだったので今まではちゃんと調べてはいなかった。
だが友人の話は現実を見つめようとしない自分の姿を白日の下に晒した。
「通信も通話も普通にできる。繋がりにくかったりすることはない。」「今使ってるこれ(友人が契約時に一緒に購入したスマホ)は回線を契約する代わりに自分はたった1万円で買えた」極めつけは「今の月々料金は3000円程度」。

 ああもうダメだ、どう贔屓目に考えてもこの話を聞いてauに月3倍の金を払うだけの値を見いだせない。
そこからの私は早かった。
今まで失っていた時間を取り戻そうとするかのようにたちまちのうちにauを解約し、Ymobileのショップの門(自動ドア)を叩いた。解約月ではなかったので違約金がかかったが、ワイモバに乗り換えれば今までの月々料金との差額でたった2ヶ月で元が取れると思ったら全く躊躇する理由にはならなかった。

 そしてこの時回線と一緒に購入したのが「Huawei P9 Lite」だ。
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端末の購入条件は友人が購入したときと同じだった。
回線契約とセットで購入することで端末の価格は1万円で良い。残債は一切なし。
残債がないというだけでまるで足に繫がっていた重りが外れたかのように体が軽くなる感じがした。
そして自分も月々の料金はおよそ3000円。驚いたことにこれで1年間、月6GBデータが使えるという。(※契約から1年限定のキャンペーン。2年目からは3G)
友人の話の通り回線の繋がりも速度も申し分なし。通話の品質も問題なし。

 唯一キャリアと大きく差があるのは通話サービス。キャリアはau同士ならいくら話しても通話料据え置きだが、Ymobileは通話無料なのは10分間まで。それを越えると時間ごとの料金が発生する。
だが今は人と家族や友人と通話する場合、データ回線を使って通話を行うLINEやSkypeに置き換わっており、そもそも電話回線での電話をほとんど使用しない。
使用するのは会社や役所のコールサービスに電話するときくらいで、そういった際にかける用件の場合通話時間はほとんど10分以内に収まる。このサービスの形態で全く問題ないのだ。

 回線を切り替えたことには本当に満足している。キャリアの搾取ぶりと比べたら天国のようだ。
本当の格安SIMに切り替えるとさらに冗談のような安さになるみたいだが、YmobileであればYahooの有料サービスが無料で使えたり、ソフトバンクの子会社ということでソフトバンクのフリーWi-Fiが使い放題だったりとワイモバならではの特典があり、これらのサービスを加味すると格安SIMより一回り高いくらいは全く納得の行く内容だと自分は思っている。

 一緒に購入したP9 Liteもキャリアの中で浦島太郎になっていた自分には衝撃だった。
端末はYmobileのショップで購入したものであったが、端末自体はSIMフリー。仮にYmobileを解約して他の回線に乗り換えても端末のバンドが対応していれば何の障害もなく使用できる。
端末の中にはGoogleとメーカー固有のアプリしか入っていない。何の役にも立たないのに消すこともできない悪夢のような忌々しいキャリアプリインアプリがないというだけで私は笑みが止まらなくなった。

 またバッテリー持ちもS6 Edgeを使っていた自分には衝撃だった。
S6 Edgeは朝満タンで出かけても夕方には容量4割を下回り、1日中外出する日は絶対にモバイルバッテリーが欠かせないという代物だった。
だがP9 Liteは24時間経ってもバッテリーがほぼ半分は残っている。そのスタミナに仰天した。
理由はS6 Edgeより500mAhほどバッテリー容量が大きいことも要因だったとは思うが、それだけで倍のバッテリー持ちになるとは考えられない。恐らくキャリアアプリが余計に電力を消費していたのではないかと思う。
ともかくキャリアの呪縛の象徴であるキャリアアプリから完全におさらばできただけでも爽快感は相当なものだった。

 端末の価格も私を驚愕させた。
購入した当時このP9 Liteはミドルレンジとしてたった2万前後の値段だった。
端末は安いなりにいろいろ気になる部分もあったが(詳しくは後述)、それでもまあ普通に使えた。
「普通にスマホとして使える端末」が2万円で購入できるというショックは大きかった。
なぜならキャリアで購入できるのはこれの3倍4倍の価格のフラグシップモデルだけだからである。

 とにかくauを辞めてみて思ったのは、自分はいかに小さな世界で「料金が高い。欲しい端末がない。」と思い悩んでいたんだろうということだった。
一歩外に出さえすればこんなに選り取り見取りの自由な世界が待っていたというのに。
高い料金や不要なキャリアアプリやそれのせいで毎回遅れたソフトウェアアップデート等々、強いられてきた不都合を思うとおよそ5年間お世話になった感謝よりも怒りの方が遥かに上回った。

 まあキャリアに縛られていたのは過去の話だ。晴れて自由の身になり、残債もなく気持ちよく使えるはずの手元のP9 Liteに目をやると、やはり安いなりに不満な部分も出てきた。
 端的にいうと単純なスペック不足だった。
RAMはたった2Gしかなく、ちょっと前に起動していたアプリに履歴で戻るともう起動画面からになり、最後にやっていた操作が初期化されるということが頻発した。
アプリ自体の起動も遅く、起動ロゴのまま一瞬待たされるということも多かった。
一番顕著なのはカメラで、アイコンを押してから実際に起動するまで3~4秒のタイムラグが発生したため、とっさのシャッターチャンスに反応するのは諦めざるを得なかった。ただカメラの性能そのものは悪くはなかった。

 ただいずれも使用に致命的な支障をきたすレベルではない。これがキャリアで2年契約していた端末なら我慢して使っていただろう。
だが私の環境は変わった。今はSIMフリースマホ全てが購入する選択肢の中に入れられる。
重ね重ね、キャリアの中のたった数種類の選択肢の中で欲しいものがないと愕然としていたあの日々はなんだったのかという気分になる。

 おまけに少し調べてみると2~3万円台でこの端末よりはるかに性能の高いスマホが販売されていた。
この値段だと「ちょっと我慢してP9 Liteを使い続けるのと比べたら少し金を出してもう少し良いスマホを購入したほうが幸せになれるのではないか」という考えに至った。


 そうして私はまた新たなスマホを購入した
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それは「Motorola G5 Plus」だ。
 この端末を選択した理由は
・Motorolaという老舗メーカーの信頼性
・話題性や売り文句にするためにむやみやたらに新機能を積むのではなく、必要な性能だけを必要充分な機能だけ積んで実現させようという同社の姿勢
・上記のコンセプトに関連して搭載OSがほぼピュアAndroidであるということ。またそれゆえにOSのアップデートが迅速に行われるのではないかという期待
・レーザーオートフォーカスのカメラ
・4GのRAM
これらの理由だった。
まず使用してみての感想だが「普通に快適に使える」。シンプルなことだがこれに私は感動した。
P9 Liteでもまあ使うことはできたので、それより数値上のスペックが高いこの端末がより快適であるということは理屈では分かっていたが、改めて基本的な機能が滞りなく使用できるスマホがたった3万円で購入できたという感動があった。

 優れていると感じたのは独自の「Moto」機能と呼ばれるもの。
ひとつは「Motoディスプレイ」。これは画面ロック時にも、振動などを検知すると黒地に白の最低限の表示で現在時刻や通知の有無などを表示するというもの。端末に一切触れずに必要な情報だけ確認できる機能でとても気に入っていた。
「Motoジェスチャ」というものもあった。これは同じく端末のセンサーから特定の動きを感知してアプリの起動等に割り当てられるというものだった。
私が使っていたのは標準の「端末を2回ひねってカメラ起動」「端末を2回振ってフラッシュライト点灯・消灯」だけだったが、これだけでもサッとこれらの機能を使いたいという時には非常に便利な機能だった。

 さらに良かったのは、これらの機能はあくまで「Moto」というアプリの中の機能として実現し、OSはあくまでピュアAndroidを保っているという点。
必要以上に干渉はしないが、さりげなく気が利くというスマートさが自分好みだった。


 Android端末としては基本的に何でもこなせる優秀な端末ではあったが、いくつか期待はずれな部分もあった。
まずはカメラ。レーザーオートフォーカスでAFはたしかにそこそこ速かったが、肝心のカメラ画質が悪かった。P9 Liteより明らかに悪い。

 それだけならまだ妥協の範疇だったが、使用してから半年を過ぎたあたりからカメラの挙動がおかしくなってきた。
 カメラを起動しようとすると「エラーが発生しました」というポップアップが表示されカメラが起動できないということが頻発するようになった。
改善するにはアプリ履歴で削除して再度起動。だが次第にそれではダメになり設定アプリの中から強制再起動。最終的にそれでもダメになり、最終的には端末自体を再起動しないと改善しなくなった。
「Motoジェスチャ」での迅速にカメラ起動できる利点もこの不具合のせいで型なしとなった。

 もうひとつ期待はずれだったのはOSのアップデートだった。
この端末は発売時はAndroid7.0。その後8へのOSアップデートが購入後数ヶ月後にアナウンスされ、私のテンションは上がった。
だがその後年末になり、年が明け、春になり...待てど暮らせどアップデートはこなかった。
キャリアから発売されているメーカーのカスタマイズゴリゴリのAndroid端末がアップデートされる時期になっても依然アップデートが来なかったあたりで、メーカー独自の機能をアプリの中にとどめてまでピュアなAndroidを保っていた意味は何だったのかと私は失望の色を隠せなくなった。

 単純に何のアナウンスもなくアプデが来なかったのであれば「所詮安物だしそんなもんだろう」と諦めがついたと思う。
だが、アップデートを予告しておいてそこから半年以上実際にアプデを行わないというのはどうなのか。
「アプデなかなかされないけどメーカーがアナウンスしてるんだから信じて待ってみよう」という心理を狙ってユーザーをつなぎ留めているとしか思えなかった。

 そんなメーカーの姿勢の姑息さと上記のカメラ不具合で醒めてしまった自分は次の乗り換え先を検討し始めた。
乗り換えを考えた理由はもうひとつある。
それは、昨年「iPhone X」が登場したことで、iPhone X的な「ディスプレイを表面ギリギリ全面にまで拡大し、センサーや通話用スピーカー部分を残してその左右にまでディスプレイを配置する」というデザインコンセプトが急速に普及しているのだ。いわゆるノッチブームだ。
これのため自分のG5 Plusを含めて、旧来の上下に等間隔の大きなベゼルがある、いわゆるX以前のiPhone型のデザインが急速に陳腐化してしまったというのがその大きな理由のひとつだ。

 そんな昨今のトレンドに則った「ノッチ型で全画面のディスプレイを搭載する端末」を私は探した。
そして「これは!」という端末を発見した。それはどんな端末かというのは後のお楽しみにということでここでは伏せておく、
だがここで問題があった。それはこの端末が日本未発売で購入するには個人輸入の形になり、到着まで大きく日数がかかるということだ。

 ただ上記のように不満を述べてはいるものの、G5 Plusでも日々の使用では全く問題なかったので特に待ちくたびれずに心穏やかに待てるだろうと踏んで私は購入に踏み出した。
以下は参考までに実際注文してからどれくらいの日数がかかったのかを記載しておこう。

 まず注文したのは10月5日。
海外からの荷物なので追跡は「17track.net」で行った。すると注文翌日には同サイトに「注文を承りました」という表記が。
「おお、思ったより迅速じゃないか」と一瞬思ったが、ここで実際に発送されたのは10月10日だった。
間違ってもAmazonプライムのお急ぎ便のスピードで考えてはいけない。個人輸入では4~5日の日数などはあってないものと思う気の長さが必要なのだ。

 そしてそれから6日後の10月16日、船便で出荷されたとの通知。
ちなみに発送は中国だが配送業者はシンガポールポスト。なのでシンガポールを経由して日本にやってくる。

 この注文とは直接関係ないが、この16日に非常に皮肉な出来事があった。
それは手元のG5 PlusにこのタイミングでAndroid8.1にアップデートの案内が来たということだ。
「私をもっと使って!」というスマホからの最後の叫びだろうか。
そしてこのアップデートによってずっと悩まされていたカメラの不具合が嘘のように改善。また快適に使えるスマホになってしまった。もしこのアプデがあと2週間早く来てくれていたらスマホの買い替え自体を辞めていたかもしれない。だがもう遅いのだ...

 そして10月20日、シンガポールの国際交換局に到着。と同時に発送。日本国内に入ってからの配送は日本郵便が受け持つことになっているのだが、ここの段階で日本郵便のサイトで追跡が可能に。
だが注意しなければならないのはここで到着したのはシンガポールの国際交換局ということ。日本郵便で追跡できるようになったからといってはしゃいではいけない。

 そして10月24日、日本の国際交換局に到着。そして発送。
実質この日が到着日となったが、私はこの日受け取る暇がなかったので実際に手元に届いたのは翌25日だった。
最後の1日は私的都合なので差し引くとして、到着までにかかった日数は「19日」。
このスピードを遅いと感じるかまあそんなものと感じられるかは人それぞれだろう。

 ただいずれにせよ個人輸入で商品を注文する場合は気持ちとスケジュールに余裕を持って注文することを薦める。
スマホに関しては、今現在使用できるスマホが確保できている環境で注文されたし。
「2~3日くらいならスマホがなくても何とかなるだろう」と手元に使えるスマホがないという状態で個人輸入でスマホを注文してこの日数待たされたとしたら...考えるだけで恐ろしい。

 そんな大変な道のりを越えてはるばる私の手元にニュースマホがやってきた。
まあここでは名前は伏せてるが、私のTwitterページを見ると普通に書いているのだが。
とにかくスマホのファーストインプレッションも近々執筆するのでお待ちいただきたい。
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