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奇跡のコスパスマホ UMIDIGI One Pro レビュー

 私の手元に新しいスマホが到着して3日が経過した。
今回はその使用感をレビューしていく。

 ちなみに買い替えにいたる顛末は以前の記事を一読されたし。(恐ろしく個人的なことが延々と書かれているので本当に暇な人だけ読めばいいよ)
では早速前々から引っ張っていた今回個人輸入までして購入したスマホを発表していこう。
それはこれだ!
IMG_20181028_232616657.jpg 
「壁紙が個人的趣味全開すぎてそこしか目に入らない」って? うっせえ自分で描いたオリキャラだぞ文句あっか

 気を取り直して、今回購入したスマホはタイトルの通り「UMIDIGI One Pro」というモデルである。
大半の人が「そんなメーカー初めて聞いた」とお思いだろう。実際私もこの端末を通して初めて存在を知ったし、正直私自身メーカー名の読み方が分からない。
だがこのスマホが「仕様の割に価格が安すぎる神スマホ」として(すごくコアな)巷で話題になっていた。
簡単なスペックを記しておこう。
CPU:MediaTek Helio P23
RAM:4GB
ROM:64GB
ディスプレイサイズ:5.9インチ(ノッチ型角丸ディスプレイ)
バッテリー容量:3250mAh
カメラ:リア1200万画素(デュアル)・フロント500万画素
指紋認証/顔認証搭載
OS:出荷時Android 8.1
Micro SD対応
無線充電対応
この仕様でお値段なんと2万5千円!
その高すぎるコスパに興味を惹かれ半ば衝動的に購入したという次第だ。


 ではまず筐体のデザインから見ていこう。
筐体は金属フレームをガラスパネルがサンドしている最近の主流の構造。
ただこのモデルはカラーが「カーボン調」と「虹色」という他に類を見ないラインナップになっている。
自分はただの黒とかでいいのだが、ないので消去法的にカーボンを選択。
値段から考えてカーボン調と言いつつ背面のガラスの裏に模様が塗装してあるだけ程度だろうとまったく期待していなかったのだが、実物を見て驚く。
どういう構造かは分からないが、ガラスの背面の下は実際の編み込まれたカーボンの繊維のような構造体が組み込まれており、光の当たり具合によって背面の景色が変わる。
端的言うと普通にカッコいい。
IMG_20181028_232407174.jpg 
思わず人に自慢したくなるカッコよさだ。
カーボン調やカーボン製のケースはあれど、背面がカーボンのようになっているスマホというのは他にあまりないのではないだろうか。

 ただ難点はめちゃくちゃ滑る。そこそこある本体の重量と相成って手やポケットから滑り落ちる。
ただメーカー側もそこは考えてくれているのか、ご丁寧にTPUケースを付属させてくれていた。
IMG_20181025_123724839.jpg 
装着するとこんな感じ。ちなみに箱に入っていた時点で端末に装着されていた。
さすがメーカー純正だけあってこのケースのフィット感がめちゃくちゃ良い。
各部の穴の位置もピッタリだし、裸の状態ではつるつる滑る端末もしっかりグリップできる。
TPU製で柔らかくで着脱も一瞬でできるので、端末の美しさを堪能したいと思ったらすぐ外すこともできる。
本体の質感もシボ革風の模様がつけられていてダサくない。
私はスマホケース否定派で、歴代端末はずっとケース無しで使ってきたが、このケースをかなり気に入ってしまったので初めてケースつきで使用してみようと思う。

 さらに保護フィルムも付属していて、やはり端末に貼られた状態では箱に入れられていた。
ケースとフィルムだけで3000円くらいはするので、このお得感はかなり嬉しい。
というよりこれだけのものが付属して2万5000円とは端末の価格はどうなっているのだろうか...

 全体的なデザインはiPhone Xそっくりである。
ちなみにサイズもそっくり。筐体サイズ自体は従来の5インチサイズ級で、5.2インチのG5 Plusから問題なく移行できた。
ちなみに超マイナー端末ということで周辺グッズの入手に苦労しそうだが、HUAWEI P20 Liteとサイズから表面背面のデザイン、ベゼルからノッチの面積まで不自然なまでにそっくりなので、P20 Lite用の製品を流用することで不自由はしなさそうである。良くも悪くもさすが中華メーカー。

 側面もiPhone Xのような鏡面仕上げになっている。
ただ上でフレームは金属と書いたが、値段を考えると本当にメタルフレームを鏡面加工しているかは怪しい。
本体は180gとサイズから考えるとそこそこの重量感があるので筐体に金属自体は使われていそうだが、側面だけメッキだったりするかもしれない。

 背面はデュアルカメラ。右側面に音量ボタンと指紋センサーを兼ねた電源ボタン。逆側にSIM・Micro-SDスロット。スピーカーは下面にある。


 最初に使い始める時にSIMカードとMicro SDカードを入れたのだが、スロットが恐いくらい硬かった。
自分がズレたまま無理やり突っ込んでしまったのではと不安になって調べると製品の仕様でそもそも硬いらしい。
SIMとSDカード自体はいずれも問題なく認識されたのでこれで自分はもう次に機種変更するまで抜いたりすることはないだろう。ただいざ抜く時はこの硬さは恐いなと思った。
回線を切り替えるため等々でSIMカードを頻繁に抜き差しするような人にはこの端末はおすすめしない。

 Xperia以外で初めて見た側面指紋認証だが、使い勝手は正直良くない。
認証自体もセンサーの面積が小さいのでどうしてもスピードや精度が前面式や背面式には劣る。
だがそれより地味に不便なのが、ただロック画面で通知の内容などを確認したり操作を行いたいだけという時でも、電源ボタンを押すとロックが解除されてしまうことである。

 左利きの私は持って解除する時用に左手中指、端末を置いているときに解除する用に左手親指、右手親指、右手人差し指、そして置いたときに持つ指の角度で左手中指をもう一回登録し、ロック画面だけ見たい時は左手人差し指を使うようにしている。

 ただもう一つの問題は、こちら側がロック画面を見るためだけのつもりで電源ボタンを押していたとしても端末は指紋を読み取ろうとするので認証失敗とカウントすることだ。
指紋認証は4回失敗すると端末がロックされてPIN入力を求められるようになってしまう。
そして指紋センサーは指が触れただけで指紋の読み取りを始めるので、登録してない指で電源ボタンを押してロック画面を確認するという動作だけで既に指紋認証は2回失敗とカウント。なのでその後登録した指をちょっと認証失敗しただけで端末がロックされる。
そしてそのセンサー自体が側面式で面積が小さいために認証失敗しやすいので割とこの現象が頻発するのだ。
いざ使用してみると側面指紋センサーが全く流行らなかった理由がよく分かった。

 ちなみにこの端末は顔認証にも対応しているが、私は試していない。
理由はAndroidの顔認証は顔写真で認証する簡易的なもので、センサーなどで三次元的に顔のデータを読み取っている本家Appleのそれとは次元の違うもので全く信用できないからだ。
Androidの中でも高級機であればプラスアルファの技術を用いているかもしれないが、このOne Proクラスの端末のセキュリティレベルは推して知るべしだろう。


 スピーカーはいかにも値段なりな安っぽい音。G5 Plusより明らかに低品質。音楽をスピーカーで楽しみたいという人は違うスマホをあたるべきと思われる。
ただ音量だけは結構ある。自分はスマホのスピーカーではラジオくらいしか流さないので音質云々より音量が大きいのはむしろありがたかった。


 ディスプレイは可もなく不可もなく極まっとうな発色。
ただディスプレイサイズが大きくなったことで、一部の操作であるが片手操作は完全に諦めなくてはいけなくなった。
具体的には自分は左利きなので多くの右利きの人向けに右上に置かれたメニューボタンを押すのに難儀していたのだが、それでも今までのG5 Plusならギリギリ指は届いていた。
ところが6インチのOne Proではかなり厳しくなった。頑張れば届くが、右上を押すために指を釣りそうになる思いをするくらいなら右手で押した方が良いという感じになった。

ちなみに解像度は720×1520でフルHDより低い解像度だった。ここらへんはコストカットを感じる。
ただ目視ではフルHDとの解像度の違いは全く感じられなかった。
調べて初めて解像度がフルHDより低いということが分かったくらいで、実用上は全く問題ない。

 気になっている人が多いであろうノッチディスプレイの感想だが、今の所正直いまいちという印象。
まず、ステータスバーの領域はノッチの左右のみなので必然的に普通の画面のスマホよりも表示領域が狭まる。
結果としてOne Proでは通知がステータスバーに表示されない。
通知を知る方法自体はロック画面を確認する、通知バーを下ろす、アプリアイコンのバッチを確認する等々複数あるがいずれも能動的ワンアクションが必要。通知が来た瞬間にステータスバーに表示される従来のディスプレイと比べて明らかに通知に反応する時間が長くなってしまった。

 ノッチディスプレイなので端末自体は5インチサイズでありながら5.9インチと一昔前のファブレットサイズのディスプレイを実現している。
実際にスクリーンショットを撮ってみたがここからもそのサイズの広大さが感じられる。Screenshot_20181026-102819.png
ところがここで騙されてはいけない。この端末はノッチかつ角丸ディスプレイなので、実際の表示領域はこんな感じになる。
Screenshot_20181026-102819.jpg 
角丸部分は微々たるものなのでさほど気にならないとして、やはりノッチ部分で失われている部分は無視できない。
さらにスクショを見てもらえば分かる通り、Androidにおいてはではノッチ部分も角丸部分もOS上は存在している。ようするに長方形のディスプレイの上に角丸でノッチのついた窓枠がついているような状態なのだ。
百聞は一見にしかず。実際の画面表示を見てもらえれば私の言っていることが分かってもらえると思う。
IMG_20181029_011544694.jpg 
 ご覧のようにノッチによって左端の表記が完全に隠れてしまっている。
ノッチに対応しているアプリであればここはノッチと同じ幅だけブラックアウトしてアプリの表示が見切れることはない。ただそれだとブラックアウトした分だけディスプレイが小さくなっているということであり、ノッチなんてものまでつけてディスプレイを拡大しようとしたのは何だったんだという話になる。

ちなみに縦画面でもこんな不具合があった。
IMG_20181029_011851838.jpg 
Googleドライブで画像データを表示して全画面表示にした後、もう一度タップしてファイル情報を表示させると、表示がノッチに隠れてしまって完全に見えない。
これはハードのせいというよりはアプリ側の最適化の問題だと思うが、いずれにせよノッチという中途半端な存在の処理にアプリ開発者も苦労していることが窺える。

 ノッチの苦言ばかり言ってしまったが、一昔前であれば6インチのディスプレイを手に入れるには巨大な端末サイズと重量を受け入れなければならなかったところが、コンパクトな5インチサイズで体感できるようになったのはノッチというアイデアのおかげである。
そして本来ベゼルである部分にもディスプレイがあり、ステータスバーの各種情報が表示される未来感はやはり素晴らしいものだ。


カメラについてだが、標準のカメラアプリは恐ろしいほど簡素。本当に必要最低限の機能しかなく、マニュアルモードもない。
デュアルカメラだが広角と望遠を切り替えられたりボケ味を変更できたりすることもない。なので双方のカメラがどういう役割を持っているのかは良く分からない。
だがカメラ自体の性能はなかなか良い。カメラアプリがシンプルなおかげか起動も操作の反応も良好。
画質も残念画質だったG5 Plusより数段高画質。
以下に撮影した画像を載せておくので、サムネイル画像ではあるが参考程度に見ていただきたい。
IMG_20181025_150221_8.jpg IMG_20181026_152459_6.jpgIMG_20181025_163953_7.jpgIMG_20181027_105831_4.jpg


 バッテリーはG5 Plusよりちょっと多い3250mAhだが、体感のバッテリー持ちは3000mAhのG5 Plusより少し短くなっている感じがしてそれはちょっと期待はずれであった。ディスプレイサイズが大きくなっている分若干消費電力が大きいのかもしれない。それでも実用上はまったく問題ないが。

 ちなみに接続はついにこの端末で晴れてUSB Type Cになった。
使ってみた感想は表裏関係なく挿せるのがやはり圧倒的便利。
そのメリットが圧倒的で、あとはMicro USBより構造的にちょっと頑丈そうになった。データの転送速度が速くなったというところくらい。

 最後にOSについて述べておくと、OSは冒頭に書いたとおり8.1 Oreoを搭載。
One ProにインストールされているOSはほぼピュアAndroidで、標準アプリ以外は必要最低限のものしか入っていないのが好印象。
 動作も軽快で、基本的にサクサク動く。G5 Plusより気持ち一段軽快に動く印象。
ただ絶対的なスペックはほぼ変わらないので、G5 Plusでもたつく動作はOne Proでも同じ。
ただゲームなどはやらない自分はG5 Plusで性能には満足していたので、これの同等以上で動いてくれれば大満足だ。

 一通り使ってみた感想を総括すると、特にこれと言った致命的な弱点はなく、普通に使用できる。
これで2万5千円というのは本当に信じられない。奇跡のコスパスマホと言っていいだろう。
ファーストインプレッションは値段を考えると大満足であるが、以後もう少し長期間使用してみての感想を記述していきたいと思っている。
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tag : UMIGIDI One Pro レビュー ファーストインプレッション スマートフォン スマホ Android

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