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UMIDIGI One Pro を1週間使用レビュー そして下した決断

 One Proを使用し始めて1週間が経過した。
やはり1週間使い続けてみると、最初に手にとった時には分からなかったいろいろなことが見えてきたので、今回はその部分を記述していきたい。


 まずやはり気になるのはディスプレイの大型化とノッチの存在だ。
いずれも最初のレビュー記事に記載したことから感想は変わらない。ディスプレイが大きくなったことで完全な片手操作がほぼ不可能になり、ノッチによって通知がバーを降ろさないと確認できなくなった不便さは地味に大きい。

 これらの快適性を犠牲にして何が得られたかといえば少し縦に大きなディスプレイだが、ではこれがこれらの不便さと等価交換になっているかというと正直全くなっていない。
ディスプレイが大きくなったことで得られたメリットは1画面の情報量が増え、ブラウザなどで記事をスクロールする回数を若干減らすことができるようになったことと。あとはせいぜい写真を少し大きく拡大して見ることができるようになったくらい。本当にこれだけなのである。

 このOne Proに限らず、昨今主流になりつつある縦に長くなっただけのディスプレイを本当に有効に活用できている人は一体どれくらいいるのだろうか。
近年のスマホのディスプレイサイズの進化は「画面の見やすさ」と「日常使用での快適性」とのせめぎあいだったと思う。
スマホのディスプレイサイズの主流が3インチ~5インチくらいまでの間では、その戦いの中で「見やすさ」が勝利を収めていたのだと思うが、近年全画面化時代になり、スマホの主流サイズが6インチ台にまで到達してきたことで「快適性」の方が待ったをかけてきているのだと思う。

 要するに、人間の指で快適に操作できる範囲とコンテンツをある程度快適に見ることができるバランスの最もベストなサイズが5インチ台だったということだ。
ところが現在市場の主流はそのベストな範囲から逸脱しつつある。
ここまでの範囲の大画面化を本当にユーザーが皆望んでいるのだろうか。そして全画面と化したディスプレイを有効に活用できている人はどれくらいいるのだろうか。

 もっとも、こういった意見はより大きい画面のスマートフォンが出てくるたびに過去幾度となく言われてきた意見だと思うので、何年か先にこの記事を読み返して「あーこの頃はこの程度のディスプレイサイズで大きすぎるとか言って嘆いていたのか」と微笑ましい気分になったりするのかもしれない。


 ディスプレイの問題は慣れで済む話なのでまだ良いのだが、次の問題はそうはいかない。
それはバッテリー持ちである。
平たく言うとOne Proのバッテリー持ちは良くない。だいたい1時間で3~5%くらいのスピードでゴリゴリ減る。
自分はスマホでゲームなどはほとんどしないし、動画もたまにしか見ない。基本SNSやウェブブラウジングなどスマホにとっては比較的軽微な負荷で消費電力の少ない操作しかしてないのにも関わらず、この減り方は解せない。
しかもバッテリー容量自体は3240mAhと前のG5 Plusより大きいのにもかかわらずである。かなりの大食らいである。

 ただ一方このバッテリー持ちの悪さを頭ごなしに否定できないポイントが、圧倒的な充電スピードの速さだ。
だいたい30分程度で40%台から90%台にまで回復したのには驚いた。
ただいくら充電が早くても、電池の減りが早くては心穏やかには使えない。まさに痛し痒しといったところだ。

 このバッテリー持ちは正直かなりこのスマホを使う意欲を減退させた。
バッテリー容量の大きさからG5 Plusよりさらなる長持ちを期待していざ使い始めたら、むしろはるかに持ちが悪いのだから。
そこからさらに思いを馳せればG5 Plusは良かった。
ディスプレイは大きすぎず小さすぎずの5.2インチでとても使い勝手が良い。
バッテリー持ちは優秀。私はG5 Plusを使っていてモバイルバッテリーを使ったことがなかったばかりか、出先でバッテリーが30%以下になったことがない。朝出かける前に充電すればそれだけのスタミナを持っていた。

 さらにG5 Plusには「Motoディスプレイ」と「Motoジェスチャ」という独自の機能があった。
Motoディスプレイは端末の動きを検知してユーザーが端末を持つと黒地の画面で最低限の情報を表示し、時刻や通知を確認することができた。
またMotoジェスチャは特定の手の動きを検知してアプリを起動させる機能だ。端末をひねってカメラ起動、振ってライトを点けるなどの操作を行うことができた。
いずれも地味ながらかゆいところに手が届く感じで、日々使うとその便利さが感じられるというものだった。
G5 Plusは極端に秀でた良さはないものの、弱点なく手賢くまとまった名機だと思う。
さらにその完成度はAndroidアップデートが行われたことでさらに向上した。
使っていくうちに発生したカメラが起動できなくなるという大きな弱点も、アップデートによって治ってしまった。


 今まで幾度となくスマホを乗り換えてきたが、新しいスマホは向上した性能や優れた機能などで一度使うと前のものにはもう戻れないというものだった。
「前の方が良かったかもしれない」と思ったのは本当に初めてのことだ。

 フォローしておくとUMIDIGI One Proは決して悪いスマホではない。
むしろもともとの値段を考えると本当に信じられないコストパフォーマンスで、恐らくほとんどの人は使用して不満を抱くことはないだろう。
スマートフォンを毎日使う道具として見た結果、G5 Plusの完成度があまりに高すぎたがために紙一重の使い勝手の差で負けたに過ぎない。これは本当にハイレベルな戦いなのだ。

 性能的には今も日々進化はしているが、最新のものが必ずしも正義というわけではなくなったということに、スマートフォンという道具が成熟を感じ、一抹の寂しさを感じる。
そういえば、iPhone XSが発表になってSEがディスコンになった時に、SEこそが最高のiPhoneだったとその退役を惜しむ記事がTwitterのトレンドに上がっていたことを思い出した。

 今まで新しいスマホを購入すると以前のものは中古として売却するのが通例だったが、今回はそのセオリーを破ることにする。
One Proを新古品として売却し、G5 Plusを壊れるまで使い続けようと思う。
1週間、新世代スマホの夢を見させてくれてありがとうOne Pro
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